これまで日本の家では、限られた空間をうまく利用できるように、収納などで上手に暮らせる工夫をしてきました。
しかし最近では一人暮らしや核家族、シェアハウスなどの増加にともないマンション暮らしも増え、暮らし方も暮らす人の構成も多種多様になりました。さらに電化製品、電子機器など一昔前には無かった新しいアイテムが生活に加わり、収納だけでは足りなくなっている現状があります。
ここではそんな日本の手狭な空間でも、なるべく広く居心地よい空間を作れるよう、家具選びの大事なポイントをご紹介します。
色は白か透明のものを選ぶ
家具はもちろんですが、できれば床や壁も白か白に近い色を選ぶと膨張効果で空間が広く見えます。
また部屋の雰囲気も明るくなりますし、日中は太陽光が白い床に反射し、自然と綺麗に映える部屋になるでしょう。
床が濃い色の場合はカーペットを明るい色にすることで対応できます。
飾り棚やテーブルなどは、ガラスやアクリルといった透明な素材のものを使用することで、床や壁など見える面積が増えます。見える面積が広いほど、部屋も広く感じられます。なるべく奥行を意識した家具を選ぶことがポイントです。
家具の色を統一することでシンプルですっきりした印象を与えます。
コンパクトなデザインや、背の低い家具を選ぶ
チェストやソファ、テーブルなどの家具は、コンパクトなデザインのもので、できれば背の低いものを選ぶと、目線の高さに空間が生まれます。
背の低い家具なら視界や窓をふさぐこともないため良い抜け感ができ、通気性も良くなりリラックスできます。
どうしても背の高い家具を置く時は、視界に入りづらい場所か、壁際に配置し、なるべく部屋の中央には何もない空間を作ると良いでしょう。部屋に入ってぱっと見た時に、圧迫感がないよう工夫することがポイントです。
さまざまな用途に使える家具を選ぶ
例えば収納できるスツールやソファ、食事や子供の勉強、パソコン用としても使えるデスクなど、多機能の家具はひとつで何役もこなせるため、家具数を減らすことができて部屋を上手に使えます。
電動昇降デスクは、電動で上げ下げができるデスクです。高さを調節できることにより、子供から大人まで幅広い年齢層の方が使用可能になります。自分に合った高さに調節することで姿勢も良くなり、腰痛予防にもなるでしょう。
また、余計な部品がないシンプルなデザインなので奥行が見え、部屋の中央に置いても圧迫感がないため、食事用デスクにも使えます。
もちろん壁際に置いてパソコンデスクや勉強デスクとしても便利です。使用しない時は低く設定しておけば部屋が広く見えます。
他にも、2段型の電動昇降デスク(商品名:電動昇降スタンディングデスクEF1-Lセット)もあります。
普通のテーブルでは、大人にぴったりでも子供には合わないなど、一緒のテーブルに向かい合った時に誰かが無理な姿勢になってしまうものですが、この2段型の電動昇降デスクは、親子や夫婦で向かい合った時にそれぞれがちょうど良い高さに合わせられるため、どちらにとっても無理がない、心地よい姿勢で過ごせます。
まとめ
日本の家の限られた空間では、家具選びが部屋の広さを決める重要な要素になります。
家具を購入する時は、色、大きさ、高さ、多機能性を重視して選ぶと、空間が広く感じられ、居心地の良い部屋になるでしょう。
在宅ワークや自宅で過ごす休日が増えた昨今の状況では、部屋の居心地の良さは特にこだわりたいものです。部屋のレイアウトを少し見直し、体にも心にも優しい空間を作りましょう。
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