夢の在宅ワーク!家で仕事をするなんて、解放感あふれる体験です。在宅ワークによって、私たちは時間を自由に使い、世界中どこからでも仕事ができ、バランスのよいワークスタイルを確立することができるでしょう。しかし、なんらかの理由で在宅ワークを余儀なくされている場合や、新しい環境で仕事をすることに慣れていない場合など、在宅ワークへシフトすることが難しく感じることもあるかもしれません。家で仕事をする場合、近くにマネージャーはおらず、指定の働き場所もなく、オフィスの組織もなく、進むべき方向を失ってしまったような感覚を覚えるかもしれません。おまけに、わがままな猫やかまってちゃんの犬、泣き叫ぶ子どもたち(ましてやこれがすべてそろってしまったら!)が追加されれば、それはもう大惨事への第一歩です。
自立というのは、多大なる挑戦を伴うもの。まずは在宅ワークのスケジュールを自分で組み立てなくてはいけないのですから。しっかりスケジュールを立てることで、タスクから離れず、だらだらすることなく、眠気や「Netflixをもっと見たい!」なんていう欲求に打ち勝つことができるようになるはずです。スケジュールを妨げと見なさず、その日の予定を順序立て、効率よく仕事をさせてくれるための道しるべ、そんな風に考えましょう。
モーニング・ルティーン
ちょっとした楽しみなど、モーニング・ルティーンを作ることで、在宅ワークをしていると時になしかしくも感じる、ある種の「一貫性」を取り戻すことができます。実際、いくつかの研究結果でも、習慣や日課は私たちの幸福度を高め、毎日を有意義にしてくれるものだと示されています。朝のルティーンはぜいたくなものである必要はありません。ベッドを抜け出し、コップ1杯の水を飲み、ストレッチをし、その日のto-doリストを作る...そんな些細なことでかまわないのです。
また他の研究結果も、たとえ在宅ワークであっても、毎朝、会社に出勤するように服装を整えることは、私たちの健康の維持につながることを示しています。研究者たちによると、服装は、その人の言動や心理に大きな影響を与えるものだといいます。
一日を活発に過ごしたいのであれば、朝のルティーンにワークアウトを加えてみてはどうでしょう。一般的に、運動は私たちのホルモンバランスを整え、一日を通して元気でいられる手助けをしてくれると言われています。また、それはその日の流れを整えることにつながり、結果、睡眠の質も上がります。もしどうしても運動をする時間を取ることができないという場合も、活動的でありつつ、同時にタスクの締め切りを守る方法があります。エルゴノミクス構造の製品に投資をしてみてはどうでしょう。卓上スタンディングデスクやスタンディングデスク、またはデスクバイクなど、姿勢を変え忘れることもなく、デスクワークから来る節々の痛みから逃れることができるはずです。
自分の目標
目標に達成するためにいい選択しようとする前に、まずは自分の目標が何なのかを知っておく必要があります。自分が到達したい目標を明確にし、そのためには何を乗り越えるべきなのか探求しましょう。すると、月ごと、週ごと、そして定期的にしなければならないことが見えてくるようになり、自分のto-doリストが出来上がります。明確な計画を立てることで、諦めて他の物事に乗り変える前に、その目標を達成するためにはどの程度の時間を費やすべきなのかも見当がつくようになるでしょう。
TO-DOリスト
To-doリストはよく知られたところです。それぞれのタスクにどのくらいの時間がかかるか見通しを立て、大切な要件から重要度が低いタスクへ優先順位を付けましょう。これは「バッファ時間」の計画を立てることと同義で、休憩時間やサボってしまうであろう時間も含めての計画です。そしてタスクが終わったら一つずつ線を引きを消していきます。注意散漫になってしまうのは避けようもないことです。家で働こうがオフィスで働こうが、その事実をを自分自身で認めリストアップしておく限り、一日にさほど大きな影響をもたらすことはありません。
境界線と誘惑
初めてリモートワークをしてみると、次から次へと誘惑にとらわれ、時間の感覚を失ってしまいがちです。家にはテレビがあり、家族やハウスメイトがいます。上司に後ろから仕事をチェックされる心配のない状況で、どうやって数々の誘惑から逃れればいいのでしょう。
まず、いっしょに仕事をする人とオフィスアワーに連絡を取ること、また家にいない友人や家族とも連絡を取ることで、仕事と私生活の境界線をきちんと引くことがとても大切です。他者の労働時間を尊重することは、あなた自身の労働時間を尊重することにもつながるのです。また、絶対的に誘惑となるものを視界から取り除く努力もしましょう。家族には、一日のうち一定時間は自分の手が空かないことを伝え、鍵付きのドアで仕切られた、仕事に集中できるスペースを確保しましょう。スマートフォンは航空機モードなどにセッティングし、視界に入らないようにします。パソコンのアプリを使い、余計なウェブサイトに一定時間以上アクセスできないようにもします。とにかく、自分がタスクから外れてしまわないような工夫を、できることは何でもしましょう。
優先順位をつける
私たちは時に、自分自身に対して非現実的な期待をしてしまうものです。否、それはほとんど常に、といえるかもしれません。高い目標をもってto-doリストを作り、未来に向けてあまりに多くのものを自分の肩に背負わせます。そんな空論のアプローチをしても、目標の失敗やフラストレーションの塊に対して自己嫌悪の気持ちを抱くだけです。自分に期待をかけすぎることで、自らを失敗に招いているのです。
主要なタスクは、朝一番に取り組みましょう。自分が一番好調な時間帯に大切なプロジェクトに取り組むことで、ベストな状態で仕事をしていると自分自身で感じることができるはずです。朝に重要な仕事を済ませてしまえば、残された他のタスクはすべてたやすく感じられるでしょう。
もっとも活動的になるピークの時間
サーカディアンリズムについては聞いたことはあるでしょう。体内時計のことです。しかし、サーカディアンリズムの中には、クロノタイプと呼ばれる違いがあることはご存知ですか?クロノタイプとは、昔の言い方で「朝のヒバリ」と「夜のフクロウ」。朝に強い朝型タイプがいれば、夜に活き活きとする夜型タイプもいるということです。
もしあなたが夜型タイプだとすると、昼から夜にかけて何時間でも仕事ができるでしょう。しかし、そんなあなたでも、週に一度はクライアントと同じ日中の時間帯に仕事をするよう予定を立てましょう。仮にあなたに子どもがいるとすると、仕事の合間に子どもを学校に送り、買い出しに行き、午後には子どものお迎えに行かなければなりません。可能な限り、自分が一番活性化する「ピークとなる時間」に仕事ができるような在宅ワークスケジュールを立てることが必要です
柔軟性
調整の利く、柔軟性のあるスケジュールを立てましょう。これは様々な方法で実行可能です。どんなプロジェクトに対しても、必要だと思われる以上の時間を想定しておきましょう。そうすることで余裕ができ、どこかで一日休みをとっても間に合うような状況になります。また、スケジュールの中に一時間でも二時間でも浮いた時間を作っておくのもいいかもしれません。
一日のスケジュールをさらに具体的に立てるため、こんな質問に答えてみてはどうでしょう。
●何曜日に何時間働いている?
●何時に仕事を始めたい?または始める必要がある?
●いつ食事をとる?
●日々、どんな要件をこなさなければならない?
●他にどのような時間の制約がある?
●何時に一日の仕事を終わらせたい?
在宅ワークのスケジュールを立てるのに、こうしなければという定型はありません。あなたの性格や、必要とするものや、また仕事の内容によって、あなたに最適のプランを決めていきましょう。こうした指標に沿っていけば、あなたにぴったりのスケジュールを立てられるはずです。試験的にしてみたり、変更を加えたりはいつでもできますよ。
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