朝目覚まし時計が鳴ります。すぐにはベッドから出られません。とりあえずは、ノートパソコンを持ち込み、横になったままベッドで仕事を開始。これは、在宅勤務を強いられる人々にはおなじみの話です。ウォールストリートジャーナルの記事によると、カリフォルニア州はサニーベールのモバイルセキュリティソフトウェア会社、「Good Technology」が今年1000人の労働者に実施した調査によれば、労働者の半数は、電子メールをベッドで読んだり返信したりしているとしています。
しかし、ここがポイントです。ぬいぐるみを傍らにして、心地よいベッドで仕事をするのは、必ずしも最高のアイデアとは限りません。以下にその理由です。
寝起きの悪さ
ベッドにいれば、一日中だらしなく過ごすことになります。国立睡眠財団の環境学者である睡眠専門家のナタリードービビッチは、ハフィントンポストに書いていますが、朝起きては、日光を浴びて、一日の始まりであることを体に伝える必要があります。さもなければ、睡眠慣性に屈する可能性があり、それは1日を通して、仕事の生産性と気分転換をを妨るものです。
体の痛み
ベッドは仕事用ではないので、しばらくすると身体の痛みに悩まされることになる可能性があります。ノートパソコンのファイルを読むのに体をよじったり突っ張ったりで生じる体のゆがみ-首や背中が激しく痛む原因となります。
睡眠パターンの悪さ
好ましくは、睡眠環境 は寝室が睡眠と休息に関連付けられるべきです。しかし、そこで定期的に仕事をし始めると、脳は寝室の設定を仕事に結びつけて記憶します。これは寝室での睡眠パターンが変ることを意味します。夜は寝室でリラックスしたくても、脳が作業モードからスリープモードに切り替えるのが難しくする場合があります。
ソリューション
問題を解決する最も明白な方法は、単にベッドで作業しないことです。しかし、何らかの理由で必要になった場合は、以下のことに留意して状況を改善できます。
1. 朝起きたらストレッチ・・少なくとも無理やりにでもベッドを出て、すぐにはフルワークモードに入らないこと。シャワーを浴びて、日の当たる場所で朝食を採り、会う人が居なくともドレスアップします。さらにエネルギーを高めたい場合は、朝の体操で引き締めることも結構です。これらの朝の活動よって、体と心に作業モードであることを知らされます。
2.高低調節デスク を用意する・・立座共用デスクをベッドの傍らに置いて、中腰で作業できるようにします。枕や頭でヘッドボードに寄りかかるのは避けてください。可能であれば、仕事はベッドの端で行い、首をリラックスさせて背中をまっすぐにします。手と手首も机の上に置いて楽にする必要があります。
3.移動する・・頻繁に移動することを忘れないでください。立座共用ドデスクを使用すると、ベッドに腰掛けたり、ベッドから立知上がったりして仕事をすることができます。タイマーを設定して45分おきに起きて、ストレッチをすることもできます。
働く場所によって体の仕事に対する反応のし方が変わります。 1日を最大限に活用したいなら、仕事ができる場所を選び、人間工学の基本を守るすることを忘れないでください。