モニターアームスタンドは、壁や机、天井などに取りつけてモニターを希望の高さに上げることができる、機械的な見た目のロボットアームです。一日中立ち姿勢でいても座り姿勢でいても、その両方を組み合わせていても、自分の仕事のスタイルに合わせてモニタースタンドを簡単に調節することができます。
この記事では、一般的なモニターアームの種類についてご紹介します。また、モニターアームを使用するメリットや最適に使うための調節方法などについてもお話しします。それでは始めましょう。
モニターアームスタンドの種類
1.シングルモニターアーム
デスクの上のモニターはひとつだけですか?そんなあなたにはシングルモニターアームがぴったりです。大きな問題は、ダイナミックモニターアームとポストマウントモニターアームのどちらを選ぶかです。決めるためにはモニターを使用する場所と目的について考えてみる必要があります。
予算が限られているのなら、シングルモニターの方が手頃な価格になる傾向があるため、ポストマウントモニターアームをお勧めします。ただし、アジャイル環境で作業している場合、おそらく頻繁に画面を調節していたり、将来的にモニターを増やす可能性があったりするため、ダイナミックモニターアームがより向いているでしょう。
2.デュアルモニターアーム
処理する情報が増えれば増えるほど、その情報を見るための画面の数が増えて行きます。今や、多くの人が2つの画面を使って仕事をするのが標準となっています。当面の生産性は向上しますが、人間工学的に新たな課題をもたらします。
あなたが2つ以上のモニターを使って仕事をしているのなら、FlexiSpotのデュアルモニターマウントの購入をご検討ください!
あなたのデスクにモニターアームが必要な5つの理由
モニターアームスタンドはどのようにあなたの仕事環境をより快適にするのでしょうか?見ていきましょう。
ここからは、あなたのデスク環境にモニターアームが必要な5つの理由についてお話しします。
1.人間工学的に快適な姿勢を見つけ、維持する
仕事によって様々な姿勢で作業する必要があります。たとえば、読書をする時は背もたれにもたれて座り、文章を書く時は前かがみになりたいことでしょう。
モニターアームがあれば、どんな作業をする場合でも簡単にコンピューターの画面を腕の長さの距離に保ち、自分の目の高さに合わせることができます。人間工学に基づいた理想的な高さにモニターを設置すれば、最も快適な作業環境を見つけて維持することができます。また、正しい姿勢を取れるようになると、デスクに寄りかかる、前かがみになって画面を見るなどが原因で起こる背中や上半身にかかる負担も軽減されます。
モニターアームを使えば、モニターの高さや奥行き、角度を調節することもできます。そうすることで、あなたの身体にぴったりの理想的なセッティングをすることが可能になり作業をより簡単にこなすことができます。
2.目の疲れを解消する
コンピューター眼精疲労は、デジタル眼精疲労、またはコンピュータービジョン症候群とも呼ばれ、目を疲労させる症状です。コンピューターを使う仕事に長く携わっている人であれば、コンピューター画面によって一日の終わりには目が疲れてしまうことをよくご存知でしょう。人間工学的な調整を行わないと、目の緊張や乾き、疲れ、さらには視力障害などが起こる可能性があるのです。
モニターアームスタンドは、モニターを最適な表示位置、角度、高さ、距離に配置することで、目の疲れや病気などを解消するのに役に立ちます。これにより、作業中に目に負担をかけないようにできるのです。
3.デスク環境を整理整頓する
モニターアームは、デスクの背面や壁、天井などに取りつけるため、これまでモニターが置かれていたデスク上の広いスペースを確保することができます。ワークスペースを新たに確保できることは信じられないほどの勝利をもたらします。特にデスクトップにアイテムを置いたり、その上でノートに書き物するなどの簡単な作業をしたい人にとっては、これは絶対的なゲームチェンジャーです。
追加のストレージ用にコンパートメントと引き出しが組み込まれた様々な種類のモニターアームスタンドを製造している企業もあります。デスク環境をすっきりとさせ、整理整頓をしましょう。
4.生産性を向上させる
スタンディングデスク用モニターアームを使用することで、仕事上のビジュアル表示を完全に統御できます。快適かつ自然な作業を実現するためにコンピューター画面をどのように設定するのかについては様々な選択肢があります。
画面を並べて表示する、重ねて表示する、または3台のモニターを横並びにパノラマに表示するなど、様々な方法で生産性を向上させることができます。
5.共同作業をより簡単にする
モニターアームスタンドは画面を簡単に移動させられるため、同僚と仕事を共有するのに役立ちます!この共同作業が重要な場合は、少なくとも180度の水平回転が可能で、左右にも簡単に回転するモニターアームを選ぶようにしてください。
FlexiSpotのモニターアームは、共同作業に最適な製品です。
モニターアームの設置について
注意点さえ分かっていれば、モニターアームの取りつけは簡単にできます。ここからは、その方法について簡単な3ステップのみでご説明します。
1.VESAの寸法を確認する
まず始めに必要なのは、モニターのVESAの寸法を確認することです。VESAの寸法とは、ネジ穴の間隔のことです。ほとんどのモニターにモニターベースは付属していますが、アームは付属していません。幸いなこととして、メーカーは必ずVESAの寸法を表示していますので、必要があれば簡単に正しいアームを選ぶことができます。
2.デスククランプまたはウォールマウントを取りつける
次にすべきことは、アームをデスクに取りつけるのか後ろの壁に取りつけるのかを決めることです。
デスクにモニターアームを取りつける場合は、デスククランプを購入して組み立てる必要があります。クランプをデスクの端に置き、パッケージに入っているネジまたはボルトを締めて固定します。クランプがしっかり固定されていることを確認し、モニターアームを取りつけます。
モニターアームを壁に取りつける場合は、ウォールマウントが必要になります。取りかかる前にスクリーンの高さを測ります。巻き尺や定規を使ってマウントプレートの上部と下部に印をつけ、壁のネジ穴に印をつけます。次に、印をつけた場所に、付属のプラグと同じ寸法でドリルで穴を空けます。穴を空けたらハンマーを使って慎重に壁にプラグを設置します。最後にドライバーでマウントプレートをネジを使って取りつけます。
3.VESAプレートを取りつける
メーカーによっては、モニターとは別売りでVESAプレートを提供しています。事前にモニターの背面にVESAプレートを付けておくとモニターを取りつけやすくなります。ここからはVESAプレートを固定する方法についてお話しします。
モニターを逆さまに置き、VESAプレートをその上に置く
プレートの穴とモニターのネジ穴を合わせる
付属のネジとボルトでプレートを取りつける。この時、手回しドライバーを使用すること。
VESAプレートをつけたモニターをモニターアームスタンドに取りつける
付属のネジとボルトでモニターをモニターアームに固定する
モニターアームを調節するための4つのヒント
1.目の高さに合わせる
モニターアームを調節する時は、画面の上、3分の1部分が常に目の高さになるようにします。これは、まっすぐ前を見た時の目や首の負担を軽減するために重要です。また、モニター画面で読書をする際にも、目線が少し低くなるように設定しましょう。
2.画面を中央に配置する
モニターが常に目の前の中央の部分に来るように配置されていることを確認してください。モニターアームを使用すれば、コンピューター画面を見るために首を無理な姿勢にしたり、突き出したりすることはなくなります。
3.モニターが腕の長さの位置にあることを確認する
モニターを最も快適に見ることができる位置は、顔から腕の長さ分離れた距離です。首を後ろに倒したり前かがみになったりすることなく、快適に画面を眺めることができます。スタンディングデスク用のモニターアームを取りつける際にはこの点に留意してください。
4.眩しさや反射を避けるためにモニターを斜めに傾ける
モニター画面のすぐ後ろに直接光源を置かないようにしましょう。眼精疲労を引き起こす可能性があります。また、座席の後ろに明るい光があると画面に反射して、これも目の疲れの原因になります。モニターは常に、十分な周囲光を提供する光源に対して角度をつけて設置することが大切です。そうすることで目の緊張や疲労を避けることができます。画面の反射や眩しさを感じなくなるまで画面を傾けてください。
最後に
モニターアームスタンドを使うことで、自宅やオフィスでのワークスペースを快適にすることができます。FlexiSpotのモニターアームは簡単に調節できるため、モニターを最大限に活用できます。自分の姿勢や身体の位置に従ってモニターアームを調節する方法を知っておけば、高品質のモニターアームを購入しても支払ったお金に見合った価値を手に入れられます。
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