在宅勤務の環境に慣れるのは非常に大変ですよね。米ビジネス雑誌Fortune誌に米Facebookの最高執行責任者であるSheryl Sandberg氏が寄稿した記事は、「数多くの女性が、子育てをしながら両親の世話もして、かつ、家事もこなさなければならないという極度の忙殺状態である『ダブル・ダブルシフト』に陥っていると指摘しています。
しかし、見方を変えれば人生も変わります。ささやかな成功を成し遂げれば、活力ややる気を漲らせ、仕事の生産性も非常も向上することでしょう。これは、感染流行で世間が騒がしい中でも、ご自身のメンタルヘルスを守る方法ともなり得ます。
小さな目標設定が重要
米ビジネス雑誌Harvard Business Review誌によれば、仕事の目的や意義を見つけ出すことは、仕事のモチベーション向上に効果的です。ただ、長期的にみれば、継続可能かつ小さな成功の積み重ねが、「最終的に最高の成果を生み出す」ことに繋がります。在宅勤務に自身を慣らす上でも、小さな成功の積み重ねが非常に大切です。
在宅勤務中でも小さな成功にご褒美を
1. 1日1日の出来事を大切に。家と仕事場の空間があいまいになったことで、逆に忙しくなってはいないでしょうか。例えば、通話アプリのZoom上でのミーティングスケジュールが例に挙げられます。コミュニケーションをとり続けること重要ですが、マイクロマネジメントを行うタイプの上司の下にいる場合、オンライン会議は劇薬です。長い通話の後は、その日の成果を顧みて、ご自身に何かしらのご褒美を与えてみください。
2. 同僚と連絡をとってみましょう。在宅勤務中は、寂しさを感じがちです。誰かと時間を過ごすことが好きな外交的な人は、人とのコミュニケーショが減ったことでなおさら辛いでしょう。こんな時は、友人に電話することや、何かのコミュニティに参加することも1つの手です。直接コミュニケーションを取る場合とは異なりますが、社会と繋がっているという感覚を高めることができます。交流の方法が変わる中では、これらも小さな成功を成し遂げる1つの方法といえるでしょう。
3. ルーティンを作りましょう。在宅勤務中は、従来のルーティンを取り戻すのは困難です。こうした中では地震に無理な負荷をかけることは厳禁です。また、これまでの常識は、既に常識ではなくなっているかもしれません。これも受け入れ難い現実だと思います。しかし、クヨクヨするのは止めて、新たな一歩を踏み出すことで、この環境に自分を適応させましょう。着替えることや、朝ごはんを食べることと同様に非常にシンプルなことです。
4. 正しい事務用品を使いましょう。在宅勤務中は、必要な備品が家の中にないと焦ってしまいますよね。例えば、家用のノートパソコンは、オフィスで使っているものより性能が落ちる場合があります。一方、家には人間工学に基づいた椅子などの備品はありません。体の痛みに耐えられないけど、新しい備品を買う予算もないといった場合は、ベーシックな人間工学に基づく家具を買ってみましょう。おすすめは、高さの調節が可能な、スタンディング・デスク・コンバーターです。この商品は、座りっぱなしを防ぎ、時折立ちながら仕事を行うことで、デスクワーク中心の生活により引き起こされる悪影響を軽減することができます。人間工学に基づいた家具を買うことで健康を維持することも、小さな成功と言えるでしょう。
小さな成功の積み重ねが大きな成功をもたらす
小さな成功の積み重ねてきたと自分を認めることが、より豊かで生産性の高い人生の実現に繋がります。これまでご自身が成し遂げたことを過小評価しないようにしましょう。ゆっくりと着実に進めば、疲れすぎることもありません。小さな成功を積み重ねれば、いずれ自分が勝者だと思える日がやってくることでしょう。