テレワークで仕事をこなしている場合は、その完了時間をいつにするかなど、自由な選択が可能になることの喜びがお分かり戴けるでしょう。しかし、ご自宅のすべての場所が仕事環境に適しているというわけには行きませんので、環境設定という面ではいささか問題も生じます。
柔軟な仕事場が構築出来れば、豪華な革張りの椅子に座っているよりは、健康的にも良い仕事環境が実現されるでしょう。豪華な革張りの椅子は、しばらくの間は座り心地も快適ですが、ソファは仕事に適した姿勢を十分維持出来るようには設計されていません。数時間も座っていれば、体が沈みこんでしまいます。そのような環境は仕事をする姿勢には適さず、健康上でも背中や首に問題を引き起こす可能性があります。
在宅勤務の場合は、ご自宅内を見回して、仕事場、あるいはその本拠地を設置可能な適切な場所を探してみてください。決して広いスペースが必要なわけではありません。ちょっとした小さなテレワーク・オフィスが設けられる床面積があれば十分です。
勝負どころは柔軟性です。他の用途にも使用可能な在宅勤務オフィスを構築すれば良いのです。例えば、音楽にご興味があれば、週末にテレワーク・オフィスをレコーディング・スタジオに変えられる手立てについても見つけられるかもしれません。
基本から始めましょう
折角作り上げた柔軟性のあるテレワーク・オフィスに、物を買い漁り詰め込むことに夢中になる前に、先ず基本をしっかり頭に叩き込んでおきましょう。先ず基本的なアイテムを揃えるのです。そうすれば、無駄なオフィス家具に埋もれて元の木阿弥になることはありません。基本は先ず、机、椅子、そしていくつかの収納場所です。家具については、後からでも深く掘り下げて考えることも出来ます。我々が従来知っているバージョンよりも、優れたオプションはたくさんあります。そしてそれには理由があります。
中核を成す物について考えましょう
生産性を向上させることができる、柔軟な在宅勤務スペースを作り上げるために、5つのヒントを提供差し上げましょう。
1. 清潔で整頓されたスペースを見つける – 散らかったスペースは、テレワーク・オフィスには適していません。掃除したり、整理整頓したりするものばかりに気を取られてしまうからです。片付けることばかりに気を取られてしまってばかりいれば、仕事量を効率的にこなすことなど出来ません。
ご自宅に仕事場を設置する専用のスペースが見当たらない場合は、ご自身、同居人、またはお子様に、整理整頓のルールを適用しましょう。そうすることで皆さんに、もっと責任を持ったスペースの使い方をご理解戴くことも出来ます。他の人にどのように迷惑が掛かるかについてもお分かり戴けるでしょう。
やや難しい問題になる可能性もあります。論争になることをお気に召さない場合はなおさらです。しかし、それはすべてやり方によります。掃除する場合の協力方法や、そうすることでお互いにメリットがあることをルームメイトと話し合えば、良い方向にも向かう、とエリート・デイリーも説明しています。お子様については、清掃することの価値について教えて差し上げてください。このNBCニュースの記事によれば、雑用を厭わない子供たちは、より人間関係、学業、キャリアで成功する可能性が高いと報告されています。
お一人でお住まいで、それでも依然、整理整頓について促してくれる材料が必要な場合は、この記事をお読みください。在宅勤務の仕事場所を少しずつ掃除する方法をについて教えてくれています。
2. 人間工学に基づいた家具の使用 - これについては、いくつか前の段落でも説明差し上げました。テレワーク・オフィスが仮設である場合、仕事中の姿勢が健康的に維持できるかについては、難しさも伴います。キッチンの椅子は硬すぎて、背中を健康に問題無く支え続けることは出来ません。テーブルや椅子の高さが適正でない場合、体に負担が掛かってしまい、健康的にも問題です。
解決策:人間工学に基づいた家具をご購入ください。座位・立位両用デスク、あるいは昇降機能付きデスクなど、最も基本的な家具もご購入ください。これら2つの家具が揃えば、日中立っても座わっても、交互に切り替えながら仕事に取り組めます。スタンディングデスクは、自分に適した高さに調節できるので、健康的な正しい姿勢を維持出来ます。スタンディングデスクの高さの調節範囲については、製造元にお問い合わせください。そして、ご自身の身体に最適な高さで座ったり、立ったり出来るかをご確認ください。
快適に作業できる、人間工学に基づいた椅子をご購入戴くことも1つのオプションです。
ただし、新しい家具をご購入戴けるご予算がない場合は、代わりに以下の代替手段もお試し戴けます。
*ノートPCの高さが低すぎる場合は、箱か何冊かの本を下に積み重ねます。こうすれば、仮のPCスタンドが完成し、PCが正しい目の高さに落ち着きます。
*椅子が低すぎる場合は、枕などを椅子に敷きます。
*腰と背中を支えるには、座席の背中に丸めたタオルを挟んでください。
正しい姿勢を維持することで、背中と首を健康的な痛みのない状態に保つことが出来ます。立ったり座ったりするときの正しい姿勢については、この記事をご参照戴ければより詳しく説明されています。
3. 照明設備が整備された、出来れば、景色の良い場所を見つける - 生産性を向上させるためには、仕事場に光が当たるように照明設備が整備されいてる必要があります。この研究では、視覚効率を良くし、快適で居心地の良い仕事場環境を整えるには、適切な照明が不可欠だと述べています。特に高齢化した働き手にとっては不可欠な要素です。ここでの設定については、主にテレワーク・オフィスに絞って説明していますが、研究による基本的な考え方は、如何なる仕事環境でも、十分な照明が必要だと結論づけています。
五感を刺激するには自然光が最適です。素晴らしい景色が見渡せる窓際で仕事が出来れば、それはとても良いことです。そこに標をつけ、柔軟な仕事場所の設置に取り掛かりましょう。
夢にまで見た柔軟な仕事場の構築を始めましょう
柔軟なテレワーク・スペースについての基本的な要素をここまで説明差し上げて参りました。さあ、お好みの場所に仕事場を構築しましょう。ガレージ、ハウスボート、またはダイニングエリア、どこにでも探し出せるでしょう。素晴らしいオフィスが構築出来れば、テレワークをより充実した快適な体験にすることにもつながるでしょう。
弊社製品について取り上げた記事、ストーリー、レビューを受け付けております。トピックには、姿勢、脊椎の健康、および健康的な在宅勤務の設定方法についてのヒントも含まれます。弊社にご協力戴ける場合は、contact@flexispot.jpまでメールをご送信ください。