ソファは一度買ったら、ずっと同じ場所に置いて使うものだと思ったことはありませんか？脚の高さを調節できるソファなら、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に対応できます。高さを調節できるソファを使えば、季節の変わり目以外にも家族の日常や部屋のレイアウトの変化にも合わせることができます。早速、簡単な手順でソファの脚を調節する方法を見てみましょう。
高さ調節とは？
ソファには、クッションを直接床に置くタイプと脚付きのタイプがあります。脚付きのソファには、脚とフレームが一体化したものと、座面に脚を取り外しできるものがあります。今回は、脚が取り外せるタイプのソファを 「アジャスタブルソファ」と呼んでいます。
ソファの脚の高さを調節することのメリット
ソファの脚を高くすることでリビングスペースに実用面と景観面でメリットをもたらします。ソファの脚を調節するメリットをいくつか見てみましょう。
ロボット掃除機での掃除がラクになる
定期的にロボット掃除機を使って掃除をする場合、手でさらに掃除せずに隅々まで掃除機が行き届いてほしいものです。そこで、ソファの座面を上げると、ロボット掃除機がソファの下を通り抜けて隅々まで掃除することができます。ロボット掃除機は高さが10cm以下で設計されているので、この高さを超える脚付きのソファを選べば、掃除機がソファの下を効率よく掃除することができます。
広々とした印象を与える
ソファを高く設定していると、部屋が窮屈に感じてしまうと思われがちですが、実際には適切な配置と脚の設計によって、空間をより開放的に見せることができます。ソファの脚を高くすると、床からの視界が広がるため、部屋が広くなったように錯覚させることができます。ただし、床が見えないほど脚が短い場合は、その効果はあまり期待できないかもしれません。部屋の見え方にどのような影響があるかを視覚化したり、試してみたりすると良いでしょう。
モダンで広々とした外観を目指すなら適切なソファモデルを選ぶことが大切です。FlexiSpotのソファは、人間工学に基づいた快適な座り心地を提供するだけでなく、リビングスペースの景観を高めるのに丁度いい脚の高さが特徴です。
座ったり、立ち上がったりしやすい
座面が高いと膝への負担が軽減されるため、立ち上がるのが楽になります。逆に低いと膝を90度以上曲げなければならず、違和感を感じることがあります。妊婦や高齢者の場合、座面の高さを高くすることで日常の動作がさらにスムーズかつ快適になります。
ソファの脚を高くする方法
ソファの脚を高くすることでさまざまな理由により実用的な解決策となります。ソファの脚を効果的に上げる方法を次のように詳しく述べています。
- 始める前に床から座面のクッションの付け根までのソファの高さを測ります。そうすることで、希望の高さにするにはどれだけ高く調節する必要があるかがわかります。脚を上げた後のソファ全体の高さを考慮し、スペース内で快適で均整のとれた状態を保つようにします。
- 家具のライザーにはプラスチック、木、金属など、さまざまな形、サイズ、材質のものがあります。ソファのスタイルや追加したい高さに合わせてライザーを選びましょう。一般的に、2～8インチ高くなります。立ち上がりが頑丈で、ぐらついたり倒れたりせずにソファの重さを支えることができることを確認しましょう。
- 事故を防ぐためソファの周りを片付け、座面、肘掛け、テーブルの近くにあるものを取り除きます。ソファが重い場合は、他の人に手伝ってもらい、持ち上げてもらいましょう。片方に負担がかかってソファが破損する恐れがあるため作業中はソファを均等に高くすることが重要です。
- ソファの片隅を地面から少し離します。脚の下にライザーをスライドさせ、中央で安定するようにします。ソファの脚にキャスターが付いている場合は、ライザーを設置する前にキャスターを取り外しましょう。すべての脚でこの作業を繰り返し、ライザーが均等に配置され、ソファが水平になるようにしましょう。
- ライザーをすべて設置したら、ソファのさまざまな部分を軽く押して安定かどうかを確認します。ソファに座ったときにぐらついたり、ずれたりしないようにしましょう。不安定だと感じたら、ソファがしっかり固定されるまでライザーを調整するか、位置を変えましょう。すべての脚の高さが同じであることを確認しましょう。
ソファの脚を高くするとソファの安定性に影響しますか？
ソファの脚を高くすると確かにソファの安定性に影響しますが、いくつかの要因に左右されます。新しい脚が適切に設計されていて十分な幅があり、丈夫な素材であれば、ソファは安定した状態を保てるはずです。しかし、脚の高さが高すぎたり、幅が狭すぎたりすると、ソファがぐらつき、特に人が座ったりもたれかかったりしたときに転倒しやすくなります。
さらに滑りやすい床面では、脚の高さが高いとソファが滑りやすくなります。凹凸を防ぐため、脚の長さはすべて同じにした方がよいでしょう。
まとめ
ソファの脚を高くすることで、リビングスペースの機能性と景観の美しさの両方を高めることができます。ソファの脚を高くすると視覚的に部屋の高さが増し、広々とした空間と光が差し込むような錯覚が生まれます。また、簡単な調整によってソファの下の掃除がしやすくなり、きれいな環境を保つことができます。ソファの脚を高くするには、家具のスタイルと重さに合ったレッグエクステンダーやライザーを選択しましょう。設置が安定することでしっかりとした高さのある座り心地を実現します。
よくある質問
家具用のリフターは安全ですか？
はい。家具用のリフターを正しく使用すれば、一般的に安全に使用できます。リフターは重い家具を最小限の負担で移動させ、怪我のリスクを軽減するように設計されています。しかし、製造者の指示に従いリフターが適切な位置にある事を確認し、耐荷重を超える過負荷を避ける事が大切です。
ソファの基本的な高さはどれくらいですか？
座面の高さが40cm前後（標準的な奥行き）のソファをお勧めします。長時間ソファでくつろぐ場合は、座面の高さが椅子に近い40cm近くが理想的です。一般的に、日本人には38～40cmの座面の高さが最も適しています。
腰痛持ちの人にとって良くない姿勢は何ですか？
腰痛持ちの人にとって、前かがみになってつま先をつけたり、うつむき加減で座ったりするような、前屈みや背骨を曲げるような姿勢は良くありません。むしろ腰への負担を増やし、痛みを悪化させる場合があります。
