これまでに3度以上ズーム会議をしたことがありますか?その中で、同僚の部屋の様子や髪型がいつもと違うことに気づいたことがありますか?他にも、オンライン会議中になんらかの気づきがあったのではないでしょうか。在宅勤務の開始に伴いオンラインで会議を行うと自然になんらかの気づきがあるものですが、実はこれらの積み重なりが皆さんのズーム疲れを引き起こしています。
一体なぜこうした気づきが疲労感を引き起こしてしまうのでしょうか。米デジタルマーケティング情報サイトであるDigiDayのレポートでは、あらゆるコミュニケーションがオンライン上で行われていることがその要因であるとしています。特にオンライン通話アプリであるズームを活用する場面でこの傾向が顕著に現れています。例えば、一部の企業では、メールや電話で済んでいたものまで、オンライン会議で行なおうとするため、一日に非常に数多くのミーティングを開催しています。また、時には友人や家族からの急な通話の呼び出しに応答しなければならないこともあるでしょう。米一般大衆紙のUSA TODAYは、こうした細かい出来事の積み重なりで精神を徐々に消耗していくことに加え、別のビデオ通話に対応しなければならないという不安や悩みまでも抱えてしまうことになり、最終的に強い疲労感が引き起こされていると報じています。
オンラインミーティングの疲れを解消するには、より気楽かつポジティブな日々の生活を送ることが重要です!
気疲れを乗り越えるためのとっておきの方法をお教えします。
1. オンラインミーティングに参加する場合、何度かはケータイ電話を使いましょう。こうすることで、ミーティング中でも部屋の中を自由に歩き回れますし、庭のチェックやノートに落書きをする余裕も作ることができます。また、仕事場のデスクの下でエアロバイクを置くことで簡単に運動ができます。これにより、自身の免疫システムを健康な状態に保ちつつ、思考のキレも維持することができるでしょう。
2. ご自身の頭を休ませるために、ミーティングを立て続けに予定することは控えましょう。休憩をほとんど挟まずに複数のミーティングを持つと、疲労感はいとも簡単に増長します。特に、集中力を要するミーティングが続くのであれば、なおさらです。
3. ミーティングの開始前に、同僚の健康状態に気を配りましょう。同じように疲労感で苦しんでいる方がいれば、解消方法を教えてあげて下さい。そうすれば、業務状況の報告などの本題に入る前にリフレッシュとなるほか、オンライン会議によって疲労感が引き起こされてしまうという現状をどのように乗り越えるかブレインストーミングを行うこともできるでしょう。
4. 目の疲労を解消するために、20-20-20ルールを試してみて下さい。20秒ごとに、20フィート先にある何かを、少なくとも20秒間見つめてみて下さい。試してみれば、すぐに効果がわかります!このちょっとした工夫で、大きな違いが生まれます。また、ノートパソコンやパソコンの画面の位置をご自身の目から20~30インチ程度の距離にするために、デスクライザーも活用してみましょう。
5. ミーティングの際にノイズが発生しないようマイクの設定をチェックしましょう。試しに自分の声を録音してみると、他の人からどのように聞こえるかが分かります。ご自身の位置や、マイクからの距離を調整するだけでも大きな違いが表れます。
6. 時にはオンラインミーティングに参加できませんと伝えることも必要です。体調が優れない場合は、直属の上司や友人にミーティングには参加できないと伝えましょう。ズームカラオケであろうが、オンライン・ダンスパーティであろうが、業務進捗の報告であろうが同様です。
ズーム中心の生活で感情や心身のバランスを取ることは、誰にとっても難しいことです。しかし、真の解決策は、ビデオ通話に参加しないことやビデオ通話の活用を取りやめるということではなく、ズームのような新技術の利点とその限界をしっかりと把握することです。疲労感の解消は、組織的に取り組むべき課題ではありますが、今回お伝えした上記の取組が、まずはご自身の疲労感を解消する一助となるかと思います。
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